椿の花通信206号(7-8月号)
ホームページが新しくなりました
2026年2月から安定していなかった以前のホームページをこの7月1日よりリニューアルいたしました。
とはいっても、なかなか若い人の感覚にはなれなかったのでそれほど変わっていないかもしれません。
何かご意見がございましたら、是非ともスタッフにお聞かせいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
クリニック内のマスク着用はもう不要なのか?
新型コロナウイルス感染が流行した初期の段階では、世界中の人々が免疫を持たすに、重症度も高く、
これを防ぐための「全員マスク」は、非常に重要な感染対策でした。
当初は、致死率が5%強であった新型コロナウイルス感染症も、多くの人々が自然感染やワクチン接種の
おかげで免疫を獲得して、インフルエンザと同じレベルの感染症として扱われるようになり、致死率も
0.2%以下までに低下している昨今では、流行状況に合わせて柔軟に対応できることが必要になります。
しかし、「クリニックを受診して、そこで感染をもらいたくない」と行く考えは、現在でも誰もが思っている
事であり、必要最小限の受診にとどめたいと思っていることも事実です。ですが、どうしても受診してければ
ならない状況というのは存在しますし、その時は自分がすでに弱っている状況が想定されることになります。
このよう無防備で戦う道具のない子どもたちと、元気な子どもたちが共存する空間がクリニックになります。
そこでもらった感染症が命取りになるケースの決してないわけではありません。そう考えると「たかが
マスク1枚で?」と思うかもしれませんが、されど「マスク1枚で救われる」になる可能性もあり、
目には見えない事情を抱えた子どもたちのいるということを想像する力が大事になってくると思います。
「嫌がってマスクをしてくれない」「すぐにとってしまう」「無理にマスクをさせる必要があるのか1?」
と思ってる保護者の方もいらっしゃるかと思います。ですが、もし、自分の子どもが、何か感染症をもらうと
生命的に危険にされされる状況にある、としたときには周りのお子さまがマスクをしてくれているだけで
どれだけ心強いか、そのような想像の元に動いていただく事が重要かと思います。
がんの治療を行っている最中のお子さま、免疫に問題のあるリウマチや免疫不全のお子さま、クリニック内に
いればみんな同じようなお子さまです。そのマスク1枚が、隣にいる誰かの「明日を生きる可能性」を守って
いる、そういった想像力を持ってくださる方が増えたら、医療者としてこれほどうれしいことはありません。
皆さまがそういった想像力をもって行動してくれることを切に願っています。
