椿の花通信188号(5-6月号)

大変遅くなりました

5月8日から新型コロナウイルス感染症が5類に変わりました

 これにより、従来のインフルエンザ疾患と同等の扱いとなるため、感染者への入院勧告や、感染者や濃厚接触者の
外出制限、マスク着用などがなくなります(一部施設を除く)。
当院では、これまで『発熱外来』を設けておりませんでしたが、5月8日以降は『外来対応医療機関』として、
発熱者を含めて通常の診察を行っていきます。COVID-19の検査を行うこともできますが、その場合には隔離室へ
誘導させていただきます。周囲での流行や接触など疑わしい場合は、来院時、受付職員にお伝えください。

当院受診時の変更点の詳細はこちら『5/8以降の受診について』

 またマスクの着用は個人の判断に委ねられますが、当院ではCOVID-19流行以前より医療機関という特殊性も
あり、2歳以上の来院者すべての方のマスク着用をお願いしておりました。
COVID-19の流行がなくなったわけではありません。引き続きご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

マイナ保険証を使うと医療費が安くなります!

 4月からの診療報酬改定により、その病気で初めて診療所を受診した場合の医療費は、マイナ保険証を使った
ほうが、初診時40円、再診時20円お得になります。これは、オンライン資格確認システムを導入している医療
機関のみとなりますが、2024年秋までには国は現行保険証を廃止する方針でいますので、早めの切り替えを
よろしくお願い申し上げます。

マイナンバーカードと保険証が紐づくことのデメリットとしては、 以下があげられます。
 ① 紛失による個人情報漏洩のリスク
 ② 顔認証付きカードリーダーの導入が完了している医療機関が現時点では十分でなく、結局従来の保険証と
   マイナンバーカードの2種類を持参しなければならない

逆にメリットとしては、以下になります。
 ① 確認が自動化される
 ② 就職・転勤・引っ越しをしても引き続き使える
 ③ 医療費控除の確定申告をオンラインで手続きできる
 ④ データに基づいた診療・薬処方を受けることができる
 ⑤ 限度額以上の一時払い手続きが不要になる

特に情報漏洩は大きな問題となりますが、暗証番号さえ知られなければ漏洩する可能性は低いと考えられています。
「マイナ保険証」を導入くださいますよう重ねてお願い申し上げます。