椿の花通信 125号(8月号)
こども医療費助成券、保険証の更新
蚊媒介性感染症について
蚊が媒介する感染症として、皆さんに一番おなじみなのは、日本脳炎だと思います。昨年10月に千葉県海匝地区において10ヶ月の乳児の日本脳炎患者の発生から、生後6ヶ月からのワクチン接種が勧奨されています。
これとは別に、昨年流行したデング熱、そして今年脚光を浴びているジカ熱、チクングニア熱などもこれらに属します。これらはヤブ蚊が媒介しますから、当然日本で流行してもおかしくありません。特にリオのオリンピックが開幕しますが、中南米はジカ熱の流行地域ですので、オリンピックを観戦しに行った方が、蚊に刺されて感染してくることも想定されます。
大事なことは、防蚊対策です。
衣類:長袖長ズボン。PERMETHRIN含有衣類
防虫剤:DEETまたは20%Picaridin含有した防虫剤が有効
24%であれば5時間、20%であれば4時間、10%は2時間毎に塗り直す。
ムヒの虫除け ムシベールα(DEET 12% )
フマキラー 天使のスキンベープ(20%Picaridin含有)
蚊に刺されないようにすることは、蚊媒介性感染症の重要な防御法です。
是非、この夏快適にお過ごしください。