クリニックに来院された患者さんには、新患・再診問わず皆様に問診票の記載をお願いしています。現在ある症状は何か?それはいつからか?他院で処方されて現在使っている薬は何か?…どれもに診察するうえで大切な情報です。
問診票の下の方に目をやっていただくと、お薬の形態や回数の希望、現在保育所や幼稚園に通園しているかどうかの項目があります。この欄が空欄になっていることが以外に多いです。この項目は、診察をスムーズに進めるために入っていると思ってください。
小児科は大人と違って同じ症状に対するお薬でも、水薬・粉薬・錠剤と形態に種類があります。お子さんに年齢や体重、日中自宅にいるお子さんか、実際内服は可能かなどによって使い分けます。
回数を、日中自宅にいるお子さんであれば3回も可能ですが、保育所や幼稚園に通っているお子さんには2回で処方するようにします。
保育所や幼稚園に通っているかの質問に関しては、前述の判断をするためにも必要ですし、看護師がお話しに伺いに行く時にも重要な手掛かりになります。
「集団内で流行っている病気は?」「感染症が流行している所があるけど、通っているのはどこ?」など、お話しのきっかけになるのです。
問診票には不要な項目はありません。
最後まで読んで頂いて、すべてに記載をするようにお願いします。